新人発掘・育成担当として、オーディションで審査することもありますが、
役者になるためのレッスンもトレーニングも何もしていないにも関わらず
プロになれると思っている方が多いことがとても不思議に思っています。
先日韓国のアクティングコーチにお話を伺う機会がありましたが、
韓国では俳優になるためには演技大学に入学することや海外留学することが当たり前になっていて、
芝居を仕事にするためには専門的な知識と技術が必要ということが普通になっているようです。
成島監督もよく仰っていますが、オリンピック選手はオリンピックに出るために相当な努力を費やしています。
日本の俳優志望者もそういう意識を持てるようになって欲しいものですが、
正直日本の俳優教育機関の中には単なるお金儲けの手段としてレッスンをやっていて、質が低い演技指導しかしていない場所も少なくないため、
『レッスンを受けること=意味がないこと』
と思われてしまっている要因になってしまっているとも感じます。
全ての俳優志望者に伝えたいのは、
『正しい努力は裏切らない!』
ということ。
正しい努力ができる環境を見つける目を養って欲しいと思います。
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